スローコスメの基礎知識
漢萌製品は、天然の草根木皮を丸ごと煎じる漉す熟成発酵させたりなど、火と水と職人の技のみによって製造される純粋自然物ですので、いわゆる“天然由来成分”配合の自然派・無添加化粧品とは根本的に異なる本物の自然化粧品(スローコスメ)です。
そのため、お使いになられる前にまず以下スローコスメの基礎知識をお読みになり、製品の特徴及び美容についての基本的考え方をよくご理解ください。
海外でも高く評価される手造りスローコスメのルーツとは
一般の自然派化粧品と漢萌のスローコスメとの違いとは
漢萌製品に含まれるエキスと一般のエキスとの違いは
草根木皮煎液を長期熟成発酵させる目的とは
欧米式スキンケアとスロービューティとの違いとは
海外でも高く評価される手造りスローコスメのルーツとは
お肌のスローフードとも例えられる漢萌の手造り自然化粧品(通称スローコスメ)は、古漢方美容料研究家の三戸唯裕が昭和22年より平安期の代表的医学書「医心方」をはじめとする種々の古伝を紐解き研究を進め、我が国独自の美容理論に基づく古漢方美容料を蘇えらせたのがその始まりです。
中でも古代宮廷美容研究の集大成として昭和45年に誕生した薬草糠袋「漢邦」を用いた全身美容は、当時国内でも興隆を見せていた世界的な文化潮流“ニューエイジ”を媒介として遠く欧米へも伝播。いのちと環境をテーマとするその日本独自のエコロジカルな美容世界は海外でも高い評価を得ました。
会社創設から約半世紀、12年以上にも及ぶ長期熟成醗酵という生命の神秘の営みによって誕生する世界的にも大変希少性の高い手造り薬草糠袋は、いまも王朝美容料シリーズの不朽の原点として製造が受け継がれています。
一般の自然派化粧品と漢萌のスローコスメとの違いとは
いわゆる“天然由来成分”配合の自然派化粧品は、天然物を由来とする成分を化学処理して新たにつくりだした合成成分や、単一ないしは数種の成分を化学的溶媒により抽出した植物エキスを水や油剤・合成ポリマーなどとともに乳化させた製品です。また無添加化粧品と呼ばれる製品は、旧薬事法の103種類の表示指定成分を添加していないというだけで実際には合成界面活性剤・合成ポリマーなどの化学合成成分を含む化粧品です。
これに対し漢萌のスローコスメは、洗浄成分を含むシャンプーを唯一例外として、一切の化学合成原料を使用せず天然の草根木皮を丸ごと原料に火と水と洗練された職人の技により造られる純粋自然化粧品であるのが特徴。そのためお肌のスローフードともよばれています。
※スローコスメとは、酒・味噌・醤油などの伝統のスローフードと同様の方法によって手造りされる純粋自然な基礎化粧品。素肌という“いのち”の環境を豊かに育むスロースキンフードを意味する言葉です。
漢萌製品に含まれるエキスと一般のエキスとの違いは
一般の化粧品に添加されているエキスは化学的溶媒で抽出されるため、例えばオウバクエキスならベルベリン、甘草エキスならグリチルリチン酸などの限られた主要活性成分だけを含有しています。
一方、原料“一物全体”を基本とし、熱水抽出等を基本とする漢萌製品のエキス成分の場合、一植物あたり約4,000種以上の微量・超微量成分が丸ごと含まれることは最先端のスクリーニング技術によっても明らかにされています。
漢萌ではこの自然のいのちの成分バランスを「一物全体」と称し、製品造りの重要な原点と位置付けています。これは自然は常に一物全体であり、全体すなわち一物で完全無欠な調和のとれたものとなっているという考え方に基づくものです。
これを食に例えると、寄せ集めの部分的材料と化学調味料とで大量生産されるファーストフードと、玄米菜食のような人間の長い経験に基づく伝統的自然食(スローフード)との違いと同様であり、本物の美容料づくりとは、その後者の正しき道を追求していくことであると私たちは確信しています。
※一物全体(例)…玄米・自然塩・黒糖 /精製物(例)…白米・精製塩・白砂糖
草根木皮煎液を長期熟成発酵させる目的とは
漢萌が継承する千年古法とは、自然の一番いい環境で育った草根木皮を人間の手作業で洗い、自然乾燥させ、それらの中に含まれる全ての成分を有効に取り出せるよう丸ごと煎じ、さらにそれを独自の方法で濾過したものに天然酒精を加えて、最長12年以上もの長い歳月をかけ熟成させる古代自然製法です。
このワイン醸造にも似た製造方法は、あまりにも手間とコストがかかりすぎるため現代ではほとんど伝説の製法となってしまいましたが、草根木皮の無数の成分を熟成発酵という自然の営みによって乳化させる最高の方法であることが長い人類の歴史の中で明らかにされています。
このようにおよそ千年にも及ぶ経験的知識の結晶として確立されてきた伝統の自然美容料はいま、海外のコスメマニアからも高く評価されています。健康な素肌環境を育むことを美肌づくりの根本とするエコロジカルな和の美容世界(スロービューティ)が、食べ物を通じて自己と世界との関係を問い直そうとする「スローフード運動」とともに世界的なトレンドへと発展してゆくことを私たち漢萌は願っています。
欧米式スキンケアとスロービューティとの違いとは
欧米の近代合理主義を原点とするスキンケアサイエンスの世界では、例えば乾燥には親水性保湿剤で水分補給、肌荒れを起こしたら合成ポリマー(合成樹脂)でコート、色黒になったら美白剤でメラニンの産生を抑える・壊すといった肌の状態そのものを対処療法的に変化させるというファースト(直截的)な考えを基本とします。
それに対しエコロジカルな和の美容世界(スロービューティ)では、心身肌すべてを健康に育むという考え方が美容の根本です。
皮膚には無数の常在菌が住み、皮脂膜を形成したり、紫外線や有害物質からの刺激を緩和したり、新しい角質細胞の誕生に役立つ重要な働きを担っているといわれています。しかし1980年代以降、市場を席捲しはじめたスキンケアコスメに合成ポリマーなどが大量に使用されるに従いこの“いのちの環境”は急速に損なわれはじめました。現在世界で最も基礎化粧品を消費すると言われる日本女性の肌が脆く荒れやすい素肌へと変化し始めたのはこの頃からです。
日本に古来から伝承されてきた美容料は古くさく思われがちですがお肌の健康保持には大変効果的です。お肌が健康であれば、天然の紫外線吸収剤であるメラニン色素を無理に壊してしまう美白化粧品などは必要ありません。水分を吸収させた肌表面を合成ポリマーでコートしてシワを一時的に目立たなくさせるアンチエイジング化粧品も不要です。真の美容とは、素肌という“いのちの環境”を健やかに育んでゆくことなのですから。
※美肌環境の要といわれる“皮膚常在菌”の数は1cm2当たりおよそ20万個。皮膚表面の脂質やコレステロール・落屑などを食料として生息していますが、合成ポリマー(合成樹脂)などの生体異物中での増殖は困難と言われています。
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