


KANPOOのぬか袋は、KANPOO製品の中で最初に完成した和漢方美容料の原点ともいえる製品です。産毛や襟足のむだ毛がよくとれる生地を全国から集めて厳選しています。
また、ぬか袋の中身はぬかを主体にして自然発酵させた秘伝のものを利用。他では味わえない贅沢な使い心地です。
KANPOOの美容料とは


10g×16袋 4,000円(税別)/
4,200円(税込)

コメヌカ・黒砂糖・ハチミツ・ヨクイニン・水・エタノール(天然酒精)・オウバクエキス・甘草エキス・
ドクダミエキス・トウキエキス・ケツメイシエキス











桃のみは昔から長寿の効があるといわれて、薬用あるいは厄除けとされてきた。本格的に栽培され始めたのは明治以降。種類としては白桃、黄桃、ネクタリンほかがある。二日酔いに効果があるといわれているナイアシンが他の果物より含まれていたり、水溶性食物繊維のペクチンも多いので、血圧を下げ、便秘を防ぐ効果もある。桃の葉はあせもにもよいため入浴剤などに、種は漢方薬(桃仁)として鎮痛剤として使われている。
さて、エステとして気になるのは桃の実の表面、皮に生えている細かい産毛である。桃の表面を丁寧に擦って洗い、この産毛を取らないと口の周りを刺激して痒くなった経験は誰でもあるだろう。この産毛がないのがネクタリン、と本には書かれている。
繊維の世界ではピーチスキンは柔らかい肌触りで歓迎されているが、顔の産毛は嫌われる。産毛はむだ毛とされ、日本では女性は顔剃りを行う。東アジアで顔剃りするのは日本ぐらいだと聞く。韓国や中国から日本に美容の勉強に来て誰もが驚くのが、顔に剃刀を当てた産毛剃りだといわれるほどだ。韓国の友人いわく体毛が薄いから産毛を気にする文化は育たなかったと。糸に絡ませて産毛を抜く文化は中央アジアでよく見られる風習である。日本では美容師は剃刀を扱えないので女性は産毛剃りに理容室へ行くことになる。
そんな産毛へのこだわりをかつての色街ではぬか袋を使って対応したそうだ。勉強不足で最近までこのことを知らなかったが、色街では当たり前のぬか袋の効用だったのだ。
江戸時代の化粧本『都風俗化粧伝』に「地のよき晒し木綿紅木綿の類、糸の細き木綿よし」とあるので、単に糸が細ければよいとおもっていた。
だがある化粧品メーカーが製造販売しているぬか袋は産毛や衿足のむだ毛が一番とれる生地を全国から集めて選んで使っているそうだ。ぬかというと、つきたてのぬかを使い、終わったら捨てるのが一般的だが、このぬか袋の中身は糠を主体にして自然発酵させた秘伝のものとも聞く。ものは試しと使ってみたが、なかなか心地よい。使い続けることで玉のような中年男が生まれる?かも。
かつては衿足や脇の下もぬか袋で優しく磨くことでむだ毛がなくなってきれいになったそうだ。男も「ツルスベ」の肌が良いといわれて二〇年ほどになろうか。清潔感漂う「メトロセクシャル」が男のおしゃれとなった現代、男がバスタブでお湯に浸り、ヌカブクロで肌をゆっくり磨いてスキンケアする。けっこう絵になる話とおもうのは私だけだろうか。
桃の産毛を取るとネクタリンになるように、つやつやのきれいな肌ができるにちがいない。
<文=村澤 博人(故人)>

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