特集 滞ったお肌を蘇らせる秋冬のお手入れ法

秋は夏に溜め込んだ疲れが心身肌の不調となって現れやすいシーズン。
お肌の疲れが顕在化してくるこの時期にこそしっかりとお手当をしておかないと
その疲れはさらに冬場へと持ち越されお肌の老化は一気に加速してしまうことも。
とりわけこの時期の「ゴワつき」「くすみ」などはその顕著なサインですから
心身肌の繋がりを念頭に生活全般を見直し正しいお手入れをいたしましょう。

そもそもお肌のゴワゴワした感触やくすみなどは、水分や油分の不足、あるいはそのバランスが崩れたことなどによりお肌の柔軟性が損なわれている状況を示すもの。
また、同時にターンオーバーの遅れから古い老化角質が残留して肥厚化の傾向を示しているサインでもあります。

漢萌の古法美容(じねん美容)のお手入れ法の中には「活法」と呼ばれる心身肌の活性法がいくつもあります。
これは様々な方法で心身肌を活性化し、本来もつ自然治癒力を蘇らせその再生を促すというもの。
たとえばお肌への「活法」で言えば温水と冷水で交互洗顔を行う「温冷洗顔」もそのひとつ。お湯から水へ、水からお湯へという往還は、お肌に軽微なストレスを繰り返し与えることにより滞った状態の素肌を活性化させ再生させることに大変役立つものです。

古法美容(じねん美容)では、お肌の「ゴワつき」や「くすみ」はお肌の"滞り"。その滞った状態を活性化するお手入れには上記の「活法」と合わせて天然の草根木皮の発酵・熟成力を美容料として生かした「活肌料」が最適であると考えます。

漢萌美容料においてこれを目的とする活肌アイテムには、石鹸や糠袋、あるいはパック液・パック料
から美容液・美容料までいくつものジャンルがありますが、今回はその効果的なお手入れの一つとして
「温冷洗顔」昭和のパック液 麗(うらら)昭和のパック料 遥(はるか)を使った腰湯をしながらの
洗い流しパックをご提案いたします。

まずは生活習慣の乱れを見直し心身肌のひずみを正しましょう

私たちは本来、自然の変化に順応できる自然治癒力を持っていますが、
たとえば秋風が吹く季節になっても浴槽にお湯を溜めて入浴することなく
簡単にシャワーだけで済ませていたり、身体を動かさず汗をかかないような
生活ばかりを続けていたりすると心身肌に不調が生じてしまうことがあります。

このような場合、現代女性の多くはまずは健康食品やサプリメント、
お化粧品などを試してみることからこれを解消しようと始めますが、
思ったような効果は得られ難いことがほとんどです。

これは美容と健康に取り組む上において守るべき優先順位があり、
まずは"悪しき行いをやめる"という問題の根本を総括しない限り、
いくら"善き行い"を実践したところでお肌の輝きを蘇らせることは
できないという真実を物語るものです。

古法美容(じねん美容)では、自己中心的な我欲の美容を排し、
いかにその本質に沿ったお手入れが実践できるかをテーマに
「正しき美容の優先順位」を啓蒙しています。

古法美容における正しき美容の優先順位とは 1.まずは「悪しき行い」をやめる→例えば偏った食事や過度の飲酒・喫煙、不規則な生活など 2.次に「悪しきもの」を排出する→例えば直ぐにイライラ・クヨクヨする悪癖や体内の老廃物など 3.そして「善き行い」を生活ぐるみで行う→例えば腰湯や適度な運動、美容と健康に役立つ健康食品など

『滞り』に「活」を与え、お肌の『いのち』を蘇らせる腰湯+洗い流しパック

古法美容(じねん美容)の「腰湯」は、現代の熱めのお湯で行う腰湯とは異なり、むしろ半身浴と同様の少しぬるめの温度でゆっくりと行うのが特長で肌質改善のみならず様々な健康効果が期待できる独自の入浴法です。
昭和のパック液 麗(うらら)昭和のパック料 遥(はるか)による洗い流しパックは、体を温め
老廃物の排出を促すのに大変役有効なこの腰湯をする際に行うことが最良のタイミング。
クスミのない柔らかな素肌へと整えてゆく効果に一層の相乗作用が期待できます。

浴槽に発汗がみられる最低温度(39度程度)のお湯を張り、
約20分程度ゆっくりとリラックスしながら「腰湯」を行います。

※気温の低い冬場はお湯が冷めやすいので気を付けてください。
寒冷期には40度~41度くらいの「中温浴」でもかまいません。

浴槽から上がり、洗顔を済ませてから昭和のパック液 麗(うらら)
昭和のパック料 遥(はるか)で規程時間パックを行い、ゆっくりと丁寧に洗い流します。

※パックの規定時間をお守りください。
 敏感肌等お肌質によってはパックをおすすめ
 できない場合もございます。
※気温の低い冬場は脱衣所や浴室を事前に暖めて
 湯冷めをしないよう心掛けてください。

入浴後はニッポンの手造り美容水(いぶき)をお肌が求めるだけ
たっぷりとフルチャージし、角質層への浸透とエモリエント
(皮膚を柔らかくする)効果にも優れた
ニッポンの手造り美容オイル(しなやか)
少量(1~2滴)、美容水(いぶき)で軽く
ゆるめてやさしくなでこんでください。