


たとえナノテクノロジーなどの先進の浸透技術を駆使したスキンケアコスメがお肌の深部に美容成分を届けることが可能であるにしても、衰えた現代女性のお肌を根本からよみがえらせることは誠に容易なことではありません。
一方、私達漢萌が伝え続ける和の美容世界は、日本古来の純粋自然な美容料を用いて心身肌との対話を重ねることにより“お肌のいのち”を蘇らせ、心身の奥底から輝くような美しい人を育む全人的美容を目標としています。
ですから、有効成分や浸透の化学的メカニズムによってお肌そのものに保湿や美白などを働きかけようとする欧米の合理主義的美容とは全くステージを異にする世界です。


生まれそして成長し、成熟しやがて死を迎えるという生滅変化の終わりのない循環を繰り返す自然。これと同様に自然の一部である私たち人間のいのちも絶えず変化し続けています。心身肌のひずみは、自然の流れにそむく不自然な行為を続けた結果であると捉えれば、それまでの生活を省みて悪しき行いを正すことをまず美容のスタートラインとすべきであるという道理が見えてきます。 お肌の手入れ、手当は言わば天地自然との対話術。 美容料をただつけるのではなく、エコロジカルで有機的な生命観に立ち、自然(じねん)の声に耳を傾けながら人間そのものに働きかけてゆく“いのち”丸ごとの美容を、私達漢萌は何よりも大切にしています。


漢萌美容料の原点は今からおよそ千年前、平安期より密かに伝承されてきた和漢方の家伝薬。その製品素性は現代の化学・薬学の理論・技術で処方された化粧品とは根本的に違うものです。 天然の草根木皮を丸ごと煎じる、漬け込む、長期熟成発酵させるという漢萌独自の自然のいのちを生かす古式製法はあまりにも手間がかかりすぎるため、今や伝説の製法といわれていますが、その一端は日本最古の医学書「医心方」にも記されています。 現代のスキンケアコスメが有効成分(主要活性成分)や保湿成分を第一とするのに対し、古式美容料は一薬草あたり約四千超ともいわれる一物全体成分の複雑な相互作用が特徴。いのちのバランスを活かし、それを育み深める自然美容料造りをその精髄としています。